全国、1,002施設 3,494会場の登録!会議室セレクトにお任せ。

会議の進め方

ブレストミーティングとは?最大限の効果をだせるやり方を徹底解説

2020/3/23

ブレストミーティングとは?最大限の効果をだせるやり方を徹底解説

ビジネスの場で度々耳にするブレストミーティングは、アイデアを効率的かつ積極的に引き出し将来に繋がるアイデアに発展させることができる会議方法です。しかしルールをしっかりと把握しないまま始めてしまうと期待した効果を得られずに終わってしまうことが少なくありません。

今回はブレストミーティングの基本を学びながら、その効果を最大限に引き出すために守るべきルールや運用の注意点などをご紹介します。

A.ブレストミーティングとは?

ブレストミーティングとは、ブレインストーミングとも呼ばれる会議方法の1つです。大人数で集まり様々なアイデアを出し合うことで、お互いの考えをさらに発展させ、新たなアイデアを創造することが主な目的ですが、今起きている問題を解決するためにブレストミーティングが用いられることもあります。

A-1.ブレストミーティングのメリット

ブレストミーティングは非常にカジュアルな会議方法であり、他の会議に比べ取り決めを厳重には決めず自由にアイデアを出し、相手のアイデアを聞くことが主な目的です。そのため、現在進行している会議が行き詰まってしまった時にブレストミーティングを行うことで今までとは違った新たな視点から、問題解決のヒントを得られることも少なくありません。

このように、主題となる議論からあえて本筋をはずしブレストミーティングを挟むことで、止まってしまった議論を動かすきっかけが見つかる可能性を増やすことができます。

 

また、個人が頭の中に描いているアイデアを一度ブレストミーティングの場で複数人と共有することによって、別の人のアイデアと混ざり合い新たな発想が生まれたり、将来に繋がる画期的なアイデアが誕生するきっかけにもなります。

B.ブレストミーティングのやり方

新たなアイデアを生み出すきっかけ作りに有効なブレストミーティング、これらをより効果的に用いるために守るべきルールや基本的なやり方をご紹介します。

B-1.ブレストミーティングの基本的なルール

ブレストミーティングには、議論を円滑に進めるために必要なルールが存在します。下記に紹介する3つの基本的なルールを参考に、ブレストミーティングの性質を理解しましょう。

 

まず1つは、「議論の中で出たアイデアを批判しないこと」です。

ブレストミーティングは参加者からより多くアイデアを出してもらう必要があります。ですが、出てきたアイデアを批判してしまうと相手を萎縮させてしまい、発言が続かず議論が滞ってしまう可能性があります。そのため誰かの提案したアイデアには批判ではなく、別の視点から見た自分なりの意見を述べることを心がける必要があります。

 

2つ目のルールは「どんなアイデアも歓迎する」ことです。

たとえくだらなく思えるアイデアでも、なにか役に立つヒントが隠されているかもしれません。パッと頭に浮かんだ他愛のない考えも臆せず口に出し、議論の中で出たどんな小さなアイデアも聞き逃しの無いようメモに取るなどして、できるだけ多くのアイデアを仲間と共有しましょう。

 

最後に3つ目となるルールは、「他人のアイデアに便乗する」ことです。

ブレストミーティングでは、誰かの出したアイデアに様々な視点から新たなアイデアを上乗せする、あるいはアイデアを変化させるなど1つのアイデアに対し多くの人が手を加えることで画期的なアイデアになる可能性を探ります。議論の中で出てきたアイデアには積極的に便乗するとより良い会議にすることができます。

B-2.ブレストミーティングの進め方

ブレストミーティングは通常5〜7人で行われます。集まったメンバーから司会進行役を1人選出し、選ばれた1人は参加者が前述のルールを破っていないかなどを注視しながら、決められた時間内で会議を進行します。

会議をはじめる際には今回のブレストミーティングにおける目的を明確にしておくと、議論が脱線しにくく時間を有意義に使うことができます。参加者は自分や他人のアイデアについて積極的に話し合い、会議の最後に全員で今回生まれたアイデアや意見をしっかりとまとめたら、ブレストミーティングは終了です。

 

C.ブレストミーティングの注意点

ブレストミーティングを円滑に進め、なおかつ会議を有意義な時間にするためには参加するメンバーそれぞれが注意すべき点がいくつかあります。ここでは司会進行役、参加者の2つに分け、それぞれの役割における注意点を紹介します。

 

C-1.司会進行役の注意点

司会進行役はブレストミーティングにおける重要な役割です。参加者が他人の意見を批判的に見ていないか、議論が脱線していないかなどを細かく見定めつつ、会議が冗長にならないよう適切な時間でまとめる必要があります。議論を冷静に捉えながら参加者が自由にアイデアを出せるよううまく会議をコントロールしましょう。

 

C-2.参加者の注意点

ブレストミーティングにおいて参加者に求められるのは、様々なアイデアを提案することです。そのため、思いついた事はたとえ自分の中でくだらないと思えても積極的に発言するよう心がけましょう。また、参加者が陥りがちな問題の1つに同じ会議に参加した上司に対し萎縮してしまい、自分の意見を上手く伝えられなくなってしまうということがあります。

ブレストミーティングは通常の会議よりもリラックスした状態で参加することが好ましいとされています。そのためこの会議の場では上下関係を意識しないことが、上司側にも部下側にも必要といえるでしょう。

 

D.ブレストミーティングを有効活用しよう

ブレストミーティングは、新たなアイデアを生み出すには非常に有効な会議方法です。今回ご紹介したブレストミーティングの基本的なルールや注意点をしっかりと把握し、実践することができれば普段の仕事に大きな利益をもたらすことができるでしょう。ブレストミーティングをより効果的に行うためにもぜひ参考にしてみてください。

 

 

エリアから探す

北海道・東北

関東

北陸

中部・東海

関西

中国・四国

九州・沖縄

駅・路線から探す