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活用事例

リーダーシップ研修とは?研修の7つの目的と成功のポイントをご紹介

2021/5/19

リーダーシップ研修とは?研修の7つの目的と成功のポイントをご紹介
リーダーシップは、社会で活躍するために必要不可欠なスキルです。学校や社会でリーダーシップを発揮しなければならないシーンがたくさんあると思います。しかし、苦手意識の持っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、リーダーシップとは何かを明確にし、リーダーになるための必要な能力を育てるリーダーシップ研修についてご紹介します。

リーダーシップとは

「リーダーシップ」とは組織をけん引するリーダーとしての資質や能力を指します。つまり、目標を設定して組織をその方向へ導いていく能力のことです。英語で「leadership」と書き、「leader」は何かを生み出す、導くという意味で、「ship」は船です。船の行先を決めて、その方向へ船を動かす船長をイメージすれば分かりやすいと思います。

またリーダーシップとひとことでいっても、その種類はたくさんあります。

リーダーシップの種類(※一部)

1.ビジョン型

目指す目標(ビジョン)を示し、方向性を明確にしてメンバーを引っ張っていく前向きなリーダーシップタイプです。目標達成までの方法や手順はメンバーに委ねるので、メンバーの自立心の向上が期待できます。

2.コーチ型

1体1の関係で、メンバー個々の目標をサポートしていくリーダーシップタイプです。メンバーの長所や短所を把握し目標へのサポートができますが、モチベーションの低いメンバーには効果がありません。

3.関係重視型

メンバーとの信頼関係を築くことで目標を達成していくリーダーシップタイプです。人間関係が良好な時は良いのですが、何かあった時にコミュニケーションに時間を取られ、パフォーマンスが落ちる可能性があります。

4.民主型

活動にメンバーの意見や提案を幅広く取り入れていくリーダーシップタイプです。新しいアイディアの発掘が期待できますが、緊急な時の判断が難しくなります。

5.ペースセッター型

リーダーがペースメーカーとしてお手本を見せながら、成功イメージを与えるリーダーシップタイプです。リーダー個人のスキルが高く、メンバーが優秀であれば効果的です。しかし、結局リーダーが何でも自分でやってしまうという状況になる可能性もあります。

6.強制型

権力などの強い強制力によって目標を達成するリーダーシップタイプです。緊急を要するときに効果的です。

大半の人がリーダーシップの種類について考えたことがないと思います。自分の理想のリーダー像はどのタイプなのでしょうか。研修に参加して学ぶことで、見出してみましょう。

リーダーシップ研修の7つの目的

リーダーには『仕事・専門領域の能力』『育成の能力』『コーチング能力』『ティーチング能力』などの能力が求められます。リーダーとして必要な能力を学ぶリーダーシップ研修の目的について7つの項目をみていきましょう。

➀リーダーとしての役割を理解する

上記でご紹介した様々な種類のリーダー像の中で、自社に必要なリーダーシップを理解することです。会社全体を見ながら組織をどのように動かしていくべきかを考えることになり、社内の自分のポジションについても把握できるようになります。目の前の業務だけでなく、より大きな視野で考えることができます。

②コミュニケーション力を向上させる

リーダーシップは必ず人と関わらなければなりません。日頃からメンバーとの信頼関係を築き上げ、自分以外の人をスムーズに動せるコミュニケーション能力が必要となります。

③目標設定・計画力を身につける

リーダーとして最も必要とされるのは、目標設定や計画を立案する力です。方向性を明確にし業務を進めていくためには、目標を決め、それを達成するための進行計画を立てることが大切です。

④メンバーを育てる能力を鍛える

人を育てるということは、リーダーとして最も難しいことでもあります。いくら有能なリーダーでも一人でできることに限りがあります。メンバーにどのように伝え、どのようにスキルアップを図っていくかなど、信頼関係を築きながら育成していきましょう。

⑤方向性を見定める分析力を身につける

随所で全体が向かう先はこのままでいいのかなど、情勢やトレンド、ニーズなどを先取りし、方向性を見定めていかなければなりません。どのような情報をもとに、どのような分析を行うかを身につけていきます。

⑥正しい判断力を養う

良い時も悪い時も、リーダーは常に決断をし周りを引っ張っていくことが必要です。全体をよくない方向へ導いてしまう恐れがあっても、優柔不断な態度をとる人に付いていきたいと思う人はいないでしょう。正しく瞬時に判断できる力を養っていきます。

⑦メンバーを牽引する力を身につける

リーダーが何でも自分ひとりで仕事をこなしては、全体を俯瞰して物事を判断する人がいなくなってしまいます。リーダーがすべきことは、メンバーそれぞれの能力を伸ばし、目標を達成していくための環境・チームを作ることです。

リーダーシップ研修を行う流れと成功のポイント

では、実際にリーダーシップ研修を行う流れと成功のポイントをご紹介します。

➀研修会の目的と対象者の決定

次世代のリーダーの育成、もしくは中堅社員や管理職のスキルアップなど、目的に合わせて研修内容を決定します。変革型リーダー研修や次世代研修、チームマネジメント力の強化やコミュニケーション能力の向上を目的とする研修が多いです。

②研修会のスタイルを決める

自社の会議室で講師を呼んだり、貸し会議室を利用したり、研修会社に外部委託することが多いです。自社が必要とするリーダーシップの研修に最適なスタイルを選ぶとよいでしょう。

リーダーシップ研修の種類

・外部研修
専門の研修会社が実施している研修に対象者を参加させるものです。1名から参加が可能で、多くの企業で取り入れてます。他社のリーダーと共に学ぶことで、他業種とのコミュニケーションもでき、視野が広がります。外部研修はプログラムがたくさんあり、目的に合わせて選択できるのも大きなメリットです。

・社内研修
自社の社員を対象として自社の社員が講師をしたり、貸し会議室を利用して講師を招いて行う研修です。自社に合うように研修内容をアレンジできるのが大きなメリットです。参加者が多い場合、低コストで効率よく研修を行うことができます。

・オンライン研修
最近はオンラインでのリーダーシップ研修も多く行われています。地方の企業が首都圏の企業と混じって研修に参加することで、他流試合効果が期待できます。


③「研修、現場実践、経験の振り返り」のPDCAを回す

リーダーシップは座学だけでは身につきません。実際に成功や失敗を経て、成長するものです。研修でフレームワークを学び、現場で実践して、経験を振り返る。そのPDCAを回すことが大切です。

④中長期的な目標を立てる

リーダー育成は、新入社員研修のように毎年まとまって行うスタイルではないので、手つかずになってしまうことも多いです。3年後に必要となるリーダーの人数を計算して、中長期的な目標を立てて、リーダー育成に取り組みましょう。退職などを考えると、必要となるリーダーの3倍位の対象者が必要です。

まとめ

「リーダー」が育つのを待つのではなく、組織的に育成していくことが大切です。そして、リーダー育成に必要なのは「学び→実践→振り返り」のサイクルです。自社で必要としているリーダー像を理解し、現場での実践と適切なリーダーシップ研修を貸し会議室などで行ってみませんか。

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