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会議の進め方

会議で役立つ、6種のフレームワークをご紹介!

2021/1/1

会議で役立つ、6種のフレームワークをご紹介!
会議では、話し合う内容や参加者の構成などに応じて、やり易い方法で進めるのが良いですが、もし思うような成果が出なかったり、時間を無駄に使っていると感じた場合には、会議にフレームワークを導入するのが効果的です。

~フレームワークとは~

フレームワークとは、枠組みや骨組みといった意味を持つ言葉で、問題を明らかにしたり解決方法を考え出す時に効果のある手法です。最近はビジネスコンサルティングやソフトウェアの分野で使われるフレームワークが有名になっていますが、会議に役立つフレームワークも数多く存在します。フレームワークは多くの企業にも用いられて、大きな成果も出ていますので、試してみると良いでしょう。

~会議に役立つフレームワーク 6選!~

会議に使える代表的なフレームワークとしては、

  • 1)ブレインストーミング
  • 2)オズボーンのチェックリスト
  • 3)マインドマップ
  • 4)マンダラチャート
  • 5)MECE
  • 6)SCAMPER法

などがあります。

1)ブレインストーミング

ブレインストーミングは、今までに無い画期的なアイデアを出す事に使うフレームワークです。斬新なアイデアが出せる状況を作り出すために、ブレインストーミングを行う時は他人の意見は絶対に批判しない、現実的な判断や結論は求めないといったルールを守る必要があります。

決められたルールを守らないと、他人の事が気になって実現可能な現実的なアイデアしか出てきません。それでは、通常の会議と同じになってしまうので、現実離れしたアイデアも歓迎する様にして、とにかく数多くのアイデアを出す事を優先して下さい。

新しいアイデアが次々出てくると、触発されて追加のアイデアや関連した考えが出てきますが、その様なアイデアも受け付けましょう。他人のアイデアを否定しないものであれば、会議を活発化させるのに役立ちます。ブレインストーミングで出てきたアイデアは別の会議で改めて検討し、実現を目指します。

2)オズボーンのチェックリスト

オズボーンのチェックリストは、ブレインストーミングを考案したA・F・オズボーンの発想法則で、ある一つの事について転用・応用・変更・拡大・縮小・代用・置換・逆転・結合の9つの観点から検討して、新しいアイデアを生み出す方法です。改良して別の使い方は無いか、他に似た様なものは存在しないかなどを検討します。

商品開発においてよく用いられる方法ですが、汎用性が高いので様々な用途に使えるフレームワークです。一人でもできる方法ですが、複数の人が集まって色々な見方で検討すれば、良いアイデアが出る確率が高くなります。

3)マインドマップ

マインドマップは、頭の中のアイデアを可視化するためのフレームワークです。中心に主題となる事を書き、そこから関連すると思われる事を放射線状に書いていきます。書き足した項目についても、関連する事を放射線状に書き足してドンドン内容を加えて下さい。

最終的にでき上がったものを見る事で、最初に主題から発展させたアイデアを見る事ができます。マインドマップを書くツールもありますが、複数の人でアイデアを出す場合は、大きなノートや模造紙などに書いた方が良いでしょう。

4)マンダラチャート

マンダラチャートも、マインドマップと同様に頭の中のアイデアを具体化するフレームワークです。まず、3×3のマスを書いて、その中心に主題となる項目を書き入れてから、周囲のマスに関連する事を書いていきます。

次に3×3のマスの周囲に8つの箱を書いて、8つの箱の中を区切って3×3のマスを作り同じ事を繰り返します。基本的にはマインドマップと似た作業をしますが、整理しやすく簡単にできる点が評価されている方法です。

5)MECE

MECE(ミーシー)は、ロジカルシンキングするためのフレームワークです。「お互いに」「重複せず」「全体に」「漏れがない」の頭文字を繋げて、MECEという名称となっています。1つの事柄を取り上げて、漏れなく分類する作業をし、原因や方法などを列挙する方法です。

例えば、1年間の月を分類すると1月~12月までの12の月を出せばMECEとなります。顧客の分類で20代の人と大学生が同時にあると正しくありません。MECEは特定の事柄を重複や漏れなどが無い部分集合に分けて、考察するのに役立ちます。

6)SCAMPER法

SCAMPER法は、SCAMPERリストと呼ばれる48の質問をチェックして、アイデアを出すフレームワークです。オズボーンのチェックリストを使い易い様に改良したもので、10分程度でアイデアが出せる方法だと言われています。短時間でアイデアを出したい時などは、SCAMPER法を試してみて下さい。一人でも良いアイデアが出せる方法とされているので、複数の人で行えば有益なアイデアが沢山出てくるでしょう。


その他にも、ブレイン・ライティング・シート、KJ法、SWOT分析などのフレームワークも有名です。それぞれのフレームワークの内容を詳しく調べて、会議で試して下さい。使った事の無いフレームワークを試してみれば、いつもと同じメンバーが参加する会議でも、画期的なアイデアや意見が出てくる可能性が高くなります。

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